このブログは2021年度前期授業「情報システムの基礎」(野村一夫教授)の課題です

 自己紹介


名前(ペンネーム) 芋栗 南京
國學院大学 文学部 哲学科4年

好きなもの…アニメや漫画、ゲーム、歴史、埴輪、ムーミン

所属サークル…漫画研究会

 

略歴


  • 埼玉県某市の公立小、中学校の治安がワイルドな環境で育った影響と、元から引っ込み思案で世話好きならぬ世話され好きだったこともあり、偏屈でコミュニケーションがやや苦手な性格になる。
  • 高校で人権を獲得し、自己肯定感を少し取り戻す。当時倫理学をご教授いただいていた恩師と出会い、哲学や文化、歴史など人の残す軌跡に興味を持ち哲学科を志望、國學院大學を受験し入学。受験勉強をしてみてそこまで自分が(理数系以外なら)勉強嫌いではないことに気付く。
  • 大學で勉強できるのが哲学だけではないと知り、日本神道、経済学、美術史や考古学、西洋史、東洋史、情報などの授業を受ける。2年で資格の授業をとることに失敗したり、公務員試験の数学の勉強が苦痛だったため民間しか道がなくなる。
  • コロナ禍の時勢や個人的興味によりIT企業を中心に就職活動を行いこれまでの経験とは違った辛苦をなめつつもなんとか事なきを得る。現在はアルバイトや卒業論文の製作にとりかかっている。


主に勉強してきた科目と成果物



西洋哲学
…古代ギリシアから近現代までの哲学者達の思想を学ぶ。
先人達の考えた「人間とは何か、自分たちのいる世界、社会とは何か」という思想を学び、それを自分たち自身で考察し学生同士で議論することでより理解を深めていく学問

成果
・自分の考えを言語化し文章になおす、相手にも理解してもらえるよう発信する力が身に付いた。
・それぞれの時代の思想家達の考えが当時の社会情勢や歴史的背景を色濃く反映していることがわかったり、逆に時代にそぐわない程先進的な考えを持っていた人物がいたことがわかったりと、様々な気づきがあった。
・受験勉強のように一人で黙々と暗記したり思考するだけではなく、同じ学生や教授と意見を交わすことで、他人の考えに賛同してそれを自分の考えに取り入れたり反論したりと議論による思考の研鑽や多角的な視点を持って考えることが出来るようになった。


歴史
…東洋史(といっても大學でとった授業は東洋史といいながらその内容はほとんど中国史だったが…)、西洋史の時代の流れをマクロな視点で見ることでこれまでの人類が行ってきた行動や社会、文化、思想の在り方の変遷を学ぶ。

成果
 ・人間は古代から現代にかけて進歩を続け、野蛮で不平等な社会から段々と文明的になっていったと考えていたが、実際は国家、民族間での戦争や内乱、疫病の蔓延、保守化による停滞と衰退など紀元前から何度も繰り返してきたにも関わらず同じ過ちを繰り返したり、奴隷と市民→農民と領主→労働者と資本家→農業国と工業国という形で上下の対立構造自体はずっと引き継がれている、ということがわかり、進化していると自信を持って言えるほど人類全体が学習できていないことに気付いた。
 ・しかし、そうした歴史的事実を改めて見直して民主主義社会に生きる自分たちがどういう選択をとっていくべきかの参考にする、社会やある集団におけるイデオロギーから自分たちや周囲の共同体を客観視する材料にすることに歴史を学ぶ意義があると実感できた。


情報、コンピュータ
…人間が脳で行っている仕事をプログラミング言語やソフトウェアにコマンドの形で打ち込んで命令することで処理を実行させる方法を学ぶ。
機械は定式通りのコマンド命令がなければ処理が実行できないが、(基本は)正しく打ち込まれてさえいれば人間より高速で正確なタスク処理ができる。

成果
 ・主にExcel、WordmPowerPointなどでの文字、グラフ、表などの表示方法や関数の利  用によるデータ管理などが出来るようになった。
 ・インターンや個人で参加していた授業外での就活講座などになるが、scratchやpython、JAVA scriptなどで非常に簡単なプログラミングを体験し、変数や条件分岐、ループ処理のやり方を学んだことで、機械で処理を実行させることの難しさと面白さに気付くことができ、また、自分たちが何気なく考えて行っていたことがより明確に理解できた。

考古学
…主に古墳時代の遺跡や遺物から当時の日本の海外交流や国内諸国の交流、社会構造などを学ぶ。有史以前では文献資料がないため、遺されたものや遺跡を国内各地にあるものだけでなく中国や朝鮮半島などの文献、遺跡と照らし合わせて当時の人々の生活や思想を推測することが基本になる。

成果
考古学を学んでから実際に足を運んだ博物館の写真があったため、こちらを参照しながら学んだことを記述していきたい。
蛇行状鉄器
→6世紀後半に作られた古墳から出土。馬の背に取り付ける旗竿を刺す金具で、馬形埴輪にも高句麗(朝鮮半島にあった国家)の絵巻に同じ形状の鉄器が見られたため、当時の日本、埼玉県にあった国が挑戦との交流があったことの証拠となった。

蛇行状鉄器(蛇行状鉄器を装着した馬の形象埴輪)















馬型埴輪















将軍山古墳の盾型埴輪(レプリカ)
古墳に埋葬された首長を邪悪なものの侵入から守る役割があるとされている。















群馬県高崎市、保渡田八幡塚古墳の埴輪郡
→6世紀頃起きた火山噴火の火山灰により劣化の進行がかなり遅れたため、埴輪の配列や形状のほとんどが保存されたまま残った日本全国的に見ても珍しい遺跡。
馬型埴輪を始め、当時の狩りを再現した鷹匠埴輪や犬型埴輪、猪型埴輪や、太刀を佩き甲冑を着た武人埴輪、首長の埴輪に杯を差し出す巫女型埴輪など儀式的な場面が埴輪によって再現されており非常に貴重な資料になっている。


保渡田八幡塚古墳の埴輪郡













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